神戸市埋蔵文化財センター

西神中央駅から南へ約7分。西神中央公園の一角にあるガラスの温室のような
建物が、神戸市埋蔵文化財センター。
遺跡から出土した土器などの埋蔵文化財を収蔵・展示するため、平成3年にオープン。
館内には垂水の狩口台きつね塚古墳や滝の奥経塚をはじめ、市内各地の出土品が
保管されている。
当センターでは常設展示コーナー以外に、大小の土器がずらりと並ぶ収蔵庫内や
出土品の整理や調査、修復を行う遺物整理室などもガラス越しに自由に見学できるのが
一番の特色。考古学研究の現場が垣間見られるユニークな施設。
特別展開催時以外は無料公開なので、歴史や考古学に興味のある人は一度訪れてみるといい。
館の入口前面には、高塚山1号古墳の横穴式石室が移築保存されており、石室の石組みや内部の
様子がガラスの上屋越しに間近に観察できる。


戻る

inserted by FC2 system