海神社

海上安全・正業繁栄・安産の守護神。
今から千数百年の昔、神功皇后が三韓よりの帰路、暴風怒涛のため
船を進めることが出来なくなり、皇后自ら綿津見三神を祀り御祈祷したところ
たちまち風波は収まり、無事都に帰った。
そのとき神功皇后が綿津見三神を仰いだのが、鎮座の由来。
『延喜式』には播磨の国の「名神大社」として記されている。
航海安全・漁業繁栄の神として仰がれるのはいうまでもなく、当地が海上陸上を
問わず交通の要所であったことから交通安全の神としても仰がれる。
海幸彦・山幸彦の神話に、山幸彦が綿津見大神の「満珠千珠」の霊力により繁栄した
と述べられていることから、開運厄除・安産の神としても仰がれる。
別名「衣財田明神」とも言われていたことから、家業繁栄・商売繁盛・衣食住満足の神
としてしても、仰がれている。
秋祭りの神幸祭(10月12日)は海上渡御祭と呼ばれ、御御輿を御座船に乗せ、お供の船数
十隻が守衛船に護られ曳舟に曳かれ東は神戸港沖、西は舞子沖までのお渡りが行われる姿は
壮観である。
JR・山陽垂水駅南へすぐ


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