東北・みやぎ復興マラソン

            2017.10.01

この大会、チェックはしていましたが、前週も遠征の為決めかねていた

そんな時にラン友から一緒に行かない?とお誘いを受けて

じゃ行きましょう、となってエントリーしました

残念ながらそのラン友は結局都合がつかず不参加に・・

前週も走っているし膝も心配なので3日休養して

木金とのんびりゆっくりとラン

土曜は430に起床して、朝の用事を順調に済ませて

530ちょい前に出発、外はまだ暗い

JR、ポートライナーを乗り継いで、空港に750頃に到着

朝一番の出発ラッシュで荷物検査場を抜けるのに時間がかかり

搭乗はもう始まっていて、最後に近くて、荷物入れの場所を探すほど

720発仙台行き、ほぼ定刻に出て、予定よりも少し早く到着

仙台便っていつも予定よりも早く着く印象しかないですね

仙台市内に出るアクセス線、本数が少なくて半時間待ち

駅前で荷物を預けて、ループル仙台の一日券を買い求めて

市内のプチ観光を開始、モデルコースを辿って行く

晩翠草堂、瑞鳳殿、広瀬川、五色沼、博物館、仙台城址、大崎八幡宮と巡る

ランチは博物館内のレストランで

定禅寺通りでカフェで一息入れる

予定よりも少し早目に宿の名取市に向かう

家用に土産を老舗の和菓子店で買ったけど賞味期限2日は誤算だった

ホテルの駐車場には神戸の某大学のボランティアのバスが止まっていました

少し暗くなってから、手作りハンバーグの老舗で夕飯、アルコールはなし

明日のウエアを用意し、荷物も入れ直したりして

温かいアップルティを飲んで今夜も早目に、9時頃に就寝

 

日曜、530に起床

600から朝食開始ですが、混雑するかも、あったので

少し時間をずらして行くと全くスムースでした

トイレは少し時間を掛けて入念に

駅前からのシャトルバスは800までなのでそこから逆算して少し余裕も見て

710過ぎにホテルを出て20分ほど歩いて乗り場に

待つこともなくすぐに乗れましたが、バスがホテル前を通過したのはちと複雑^^

1520分ほどで到着し、歩いて会場に向かう

会場が広いし、案内図も少なくて、行き場所に少し戸惑う

さほど寒くないので、荷物預けの入り口の脇で、ランの格好になって

荷物を預けましたが、入るのも出るのも少し渋滞

途中から一方通行に変更して渋滞は一気に解消

更衣所を確認した後、時間つぶしも兼ねてトイレの列に

並んでいたら、前の人が横浜から、後ろの人が福島出身の東京から

で、しばし談笑してましたが、昨日車で下見した横浜の人の話では

片側1車線の道路が延々とまっすぐ続き、周りに何もないと・・

時間もそこそこになって来たので指定されたブロックに並ぶ

第一ウエーブなので、915スタート

スタートゲートに辿り着く前にLiLiCoさんとハイタッチ^^

彼女、その後走られて5時間台で見事完走してました

スタート台にはスペシャルアンバサダーのさざえさん一家がお見送り

会場の岩沼海浜緑地を抜けて右折すると

真新しい2車線の道路を南下

これも震災後に作られた道路なんでしょうね

土盛りの上に作られていて、周りは一面田んぼが広がってます

そして道路わきには応援幕がありましたがどれもこれも

ありがとう、感謝、の言葉にあふれていましたが・・・

走り出して心配していた左脚、微妙な感じで不安感が襲いましたが

5kmも過ぎた辺りから、マヒしたのか温まって来たのか、普通の感じに^^

亘理大橋を渡って立体交差のコースに

11kmのエイドでは、はらこめしを頂く

ここでN氏とばったり、写真を撮ったり撮られたり

阿武隈川の横を走っていると、土手の改修工事が目に入る

土手の道幅をより広くする工事の途中でした

亘理大橋を再び渡り、右折してより海に近い道に出る

少しの間は松林の間を走り気持ちいい感じでしたが

すぐに右は堤防、左は荒地、と言う中を北上

この道は震災後、防潮堤や海岸防災林の工事関係者以外は入れませんでしたが

防潮堤工事が終わったこともあって

20163月から一般人も通行できるようになったようです

17kmあたりで福島のラン友ご夫妻から声を掛けていただきました

コースもランも単調になりかけていたので、元気が出ました

19kmのエイドでは、梨、ぶどう、みかん、を頂きました

 

ここを含めて、コース途中の給食エイドは

Back to the Hometownと名付けられています

災害危険地域に指定され、24時間の居住が制限されるため

未来永劫「故郷」としては還ることが場所が数多く存在

津波震災という精神的・物質的困難を乗り越え

なんとか故郷を再興しようとしている集落もあります

それを踏まえて、給水・給食所の一部を以前の集落の位置に設定したそうです

 

20kmのエイド、かつて羊が放牧されていたという事もあって

羊2頭が迎えてくれました

スタッフが私を見て、同じ仲間やぁ〜と・・それは言えてる^^

この辺りでトイレ休憩、ところが仮設トイレ信じられないほど汚れてた

もしかして大会用じゃなかった?

そこうしていると左手にスタート地点が見えてきた、これで約半分

いつもなら後半分、と思うのですが

今日は、まだ半分かぁ〜でした・・

スタート地点を過ぎてまだその先を走るのはちょっと苦手です^^

23kmのエイドでは、岩沼のソウルフード、とんちゃん、それといなりずし

美味しかった!

仙台空港の脇を通過する時に、いいタイミングで飛行機の着陸を見れた

途中、時折小高い丘(10mほど)があちらこちらで見られる

千年希望の丘、と言うそうです

震災の時にここに上って数名の方が助かったことから

順次海岸沿いに作っているそうです

26km27kmあたりの美田園地区、真新しい家が目立ちます

27kmのエイドでは昨日買い求めた饅頭が出てました

このあたりから何となく体が重くなってきた

贅沢かもしれませんが単調な景色に疲れが出てきた感じ

29.5kmのエイドでアミノバイタルが用意されててしっかりエネルギーをチャージ

閖上地区に向かう道、右も左もほぼ更地の感じ

6年半も経過しているのに、いまだにこれ?って思ってしまう

32kmの閖上エイドでは、ほたての浜焼き、せり鍋、笹かまぼこ

ごちそうさまでした!!

ここで少しだけコースアウトして日和山に登り

と言っても6mほどの丘ですが・・・

神社にお参りをして、眼下の町並みを見るも

見えるのは仮設住宅ばかりで、一般住居は殆ど見当たらない

走りすぎていくランナーを上から眺めながら、しばし思いにふける

脚が疲れてきました

来た道を戻りながらゴールを目指します

先週に比べて足取りがやっぱり少し重いかな

2時過ぎになんとかゴール

完走メダルを首にかけてもらいフィニッシャータオルをもらい

次々と参加記念品を受け取りそれを入れる袋もくれました

ゴール直後にもらった手造りアイスまんじゅうは最高でした

 

〜 スタート    2:32

〜  5km   31:21

〜 10km   30:52

〜 15km   34:09

〜 20km   34:30

〜 25km   35:01

〜 30km   32:13

〜 35km   37:41

〜 40km   34:52

〜  ゴール   15:22

トータル   4:48:32

ネット    4:46:00

 

だいぶ歩いて完走証を受け取り、参加賞ももらい

荷物を引き取って、又少し歩いて更衣所に移動

広いスペースだったのでゆっくり着替えることができました

この会場、雨が降ってはいないと思うけど所々ぬかるんでる場所があり

朝もまたたくまにランシューが泥で汚れてしまいました

復興マルシェに移動して2種類の食べ物を買って栄養補給

ゆっくりここで過ごす予定でしたが

少し曇って来たし食以外のモノを買う予定はなく

早目に空港に戻るべくシャトルバス乗り場に

そこまでが、またまた遠かった

空港に着いた頃から体調が良くない感じに

会場で水を2杯飲んでましたが空港でコーラを立て続けに3本

更にペットボトルの水を1本

ソファで横になって休んでいたけどちょっと体が熱っぽい

耳たぶは熱くないけど・・・

明日休んだら洒落にならんし・・

スカイマークのカウンターでコーヒーのサービス

とにかく水分補給・糖分補給に努める

1935仙台発のSKYに乗り、機内で気が付いたら

少し寝てしまっていたようで、それが良かったのか

熱っぽさはなくなっていた、ヤレヤレ

 

10時過ぎに帰宅し、荷物を片付け洗濯も済ませ

風呂も入ってから、軽く夕飯

体調を考えてビールは一杯だけにしときました

 

会場は雨だと足元が大変だなぁ・・・と

又会場が広すぎて移動距離が長いし

案内表示をもっと多くして頂けたら、と

 

新しい道と更地が目立つコースでした

震災から6年半も経過したのに、まだこの状況?と思いました

復興は道半ばと言うよりまだまだこれからと思いました

 

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