石垣島マラソン

       2016.01.24

一年に一回は沖縄を走りたいなと思っています

今年は去年同様に宮古島を走る予定でしたが

諸般の事情により断念し、同時期の石垣島マラソンに変更

ラン友3名も同行することになり

ホテルや飛行機の手配も順調に済ませて

秋にはエントリーも完了

後は当日を楽しみに待つだけの状態でしたが

年が明けてから右脚の具合が悪くなって

痛みも治まる気配もなくて、10日の日曜を最後に

走ることなく出発日を迎えることとなってしまった

更に追い打ちをかけるように

100年に一度とかの大寒波が南国沖縄にくるとか

日曜の最高気温の予報が、なんと、12℃ですよ

ランウエア、長袖長スパッツも持参し

街着は半袖ではなく長袖を持っていくことに

 

金曜日にいつものように荷物作り

いつものようにリュック一つです、傘もしっかり入れました

土曜日、5時に起床し、朝食、洗面を済ませ新聞もじっくり読んで

トイレも順調に済ませて、予定通り6時10分頃に家を出て駅に

始発の新快速とポートライナーを乗り継いで空港に

ラン友3名と合流して、石垣ツアーの始まり

8:25のSNA便で那覇に向かいそこで乗り継いで

予定の12:15より少しだけ遅れて石垣島に到着

やはり寒いし風がかなりあります

空港にて昼食を摂った後、迎えの車にてレンタカー営業所に

13:00過ぎにプチ観光に出発

最初のポイントはちょっと探しに探して見つけたシーサーの店に

その後メインの川平湾に

小雨でしたが風がきつくて傘がさせない

悪天候のためグラスボードは出てなくて・・・

でも湾内はさすがに雨でも綺麗でした

やいま村にも立ち寄りましたが土産店を除いただけで入村せず

運動公園に向かい受け付けを済ませて、給油後に車を返却して

ホテルまで送ってもらってチュックイン

明日は長袖Tシャツ、ロングスパッツで走ることにして

ゼッケンを付けて、ランウエアをセットして、小物やシューズも出して準備OK

 

5時半にホテルを出て予約してた店に出向き

前夜祭の始まり

6時頃から飲み始めて、食べて飲んで喋って

気が付くと9時頃でした

コンビニで夜食を買い出しして満腹になって

10時頃にはもう寝ていたかな

 

朝までぐっすり・・・の予定でしたが

夜中に左脚が攣って・・・しばらくして治まったけれど

手当が遅かったのか朝起きて診てみたら

ふくらはぎの中心部に痛みが残っている

あぁ・・・もう最悪になって来たなぁ・・・と思ってしまった

6:30頃に朝食会場に向かうとラン友もやってきた

バイキングで和食を頂きましたがちょっと寂しいメニューでしたね

 

左も右も痛みがあるとう言う最悪の状況に

歩くと右も左も痛みを感じるし

DNS,DNFも視野に入れる覚悟はできた

天候が悪いので、予定よりも出発を半時間遅くして

8:00頃にホテルを出て会場に向かう

大会側から用意してくれた簡易カッパを着ていても寒い

手袋を持ってくれば良かったなぁ・・・と反省

半時間弱で着いて自然と各自自由行動に

スタート近くの陸上競技場のトイレに時間潰しも兼ねて行ったけれど

フル、24km、10kmで計5000人近くいるのに

全然行列がなかったのがどう考えても不思議でした

 

取り敢えずスタートラインには立つことにした

 

10分か15分前に整列していたら、某ラン友に声を掛けられてびっくり

9:00スタート、雨はさほど降っていないのが唯一の救い

走り出してしばらくは街中なので

天気が悪いと言っても沿道の声援は多かったですね

走り出してみると、左の痛みは思ったほどではなかったものの

右脚は走っていても痛みはずっと感じている状態

それでも痛くて走れない・・・という事はないので

行けるところまで行くことにした

と言うわけで、目標はと言うと・・・

ゴール出来たら、万々歳

ペースは遅くなっても気にしないことに

悲鳴を上げたら勇気を出して止める

 

市街地を抜けると左手に海が見えてきた

昨日もそうだったんですが

石垣の海って、川平湾以外は

岸辺の色がなぜか茶色なんですよね

沖合に行くと普通になるんですけどね

気温は低いけれど雨はぱらつく程度なのが救いです

しかし風はきつくて

10km附近では少しぬくい風が吹いて

助かるなぁ・・・と思ったけれど

それ以外は吹く風はずっと冷たくて体に堪えました

走り出しはロングスパッツで寒いとは感じなかったけれど

走り出してやはりじわじわと体が冷えてきて

9km附近でトイレに寄り道し

この後も19km、33kmあたりでトイレに

こんなにトイレに行ったのは初めてかも

13,14km辺りの名蔵大橋では風が吹き寝ける感じで

体が持って行かれそうになりました

橋を渡りきって木陰に入ると風はピタッとおさまる

市街地を出ると声援もないし

吹く風はきついし冷えるし・・・なんか楽しめないなぁ

写真を撮りたいと思うような景色もあまりなくて

宮古島の方がいい景色だったなぁ

やいま村を過ぎて右折して内陸部に入る

沿道の声援はほとんどなくなり

空港近くまで一本道をひたすら東に

多少のアップダウンはあるものの苦になるほどのものではなく

適度の勾配の変化が単調な走りを助けてくれる

右も左も遠くに山を見ながら

延々と畑や草むらが続くのみ

2週間走っていないこともあって脚もやや疲れてきた

コース上の楽しみであるエイドも

給水にコーラがあったのは嬉しかったけれど

給食は黒糖、みかん、バナナくらいで単調でしたね

10km附近だったかな?ハイビスカスジュースは美味しかった

空港付近を過ぎていよいよ後半になって

脚は完全に疲れを感じだした

やはり2週間のブランクは大きい

ただエイドで立ち止まって再び走り出す時に

右脚に大きな違和感を感じることなく

走り出せていたので、なんとか走って行けそう・・・と

白保地区に入ると家並みが続き風はやや緩和される

そして追い風が吹いたけれど

それに順応できるだけの脚は残っていなくて

ペースは徐々に落ちていく

もうちょっと頑張ろう、じゃなくて

しんどくなればそれに素直に従う、でした

街中に戻ってきてゴールが近くなってきた

寒いのに沿道から声援を送ってくれる人には頭が下がる思いでした

いくらペースダウンしてもこの状態で

完走できそうなのが嬉しい

ゴールは本来は陸上競技場のトラックですが

この寒さのために急遽屋内練習場前に変更になり

ゴール後は屋内であったまることができました

あたたかい心遣いが嬉しかったですね

 

〜 5km  35:23

〜10km  35:02

〜15km  35:48

〜20km  35:59

〜25km  35:51

〜30km  37:38

〜35km  38:54

〜40km  41:14

〜ゴール   17:37

トータル 5:13:30

 

サターアンダギーをつまんで

ドリンクを貰って飲み干して完走メダルをもらい

汁そばを食べて体を温めて石垣牛コロッケでほっこりしました

石垣牛は持参したお金が足らず諦めて

ホテルに戻りましたがその道中も寒かったですね

かなりの速歩だったですね

 

部屋に戻ってバスにお湯を張って冷え切った体をじわぁ〜と温めました

最高の幸せの瞬間でした

アフターまでまだ時間があったので

土産物を買いに街に出ました

泡盛は荷物になるので空港で買うことにしたけれど

結果として空港にお目当ての品はなかった^^

 

6時から昨日とはまた別の店でアフタ−

無事に走りきれたことに感謝しながら

4人でまたまた楽しく飲んで食べて喋って

ランの話よりもそれ以外の話題で盛り上がりました^^

 

月曜はやっぱり朝早く目が覚めて

6:30から朝食に、今回はパンにしました

土曜日曜と欠航だった離島ツアーも本日は船が出るとのことで

3人で離島ターミナルに行き、参加の手続き

三日目にして初めて青い空をみました

高速船はかなり揺れましたが酔うことなく

西表島に着き、仲間川のマングローブクルーズをして

バス移動して水牛車で由布島に渡り植物園観光や昼食の後

竹富島に移動してバスにてカイジ浜で星の砂探しをした後は

小さな小さな町を散策して4:15の船で石垣に戻り

港から空港直行のバスにて石垣空港に

ここで4人合流し軽く夕食の後18:10のANA便で帰途に

家には10:30過ぎに帰り着きました

 

右に加えて左も痛めて朝はどうなるかと思いましたが

そんなに無理したわけでもなく、なんとか無事にゴールできたのは

本当にラッキーだったし

翌日になっても痛みはあるものの

これまでの痛みと同じだったので

あぁ、大丈夫だ!^^と

こんな判断はよくはないけど悪化していないのが嬉しい

筋肉痛が収まれば、今までよりはかなりペースを落として

練習を再開しようと思っています

右脚、でも、気になるのでどこかで診てもらうべきかな、と

 

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