秋田内陸リゾートカップ100kmチャレンジマラソン

               2010.09.26

今年の秋のウルトラは本来は、えちご・くびきのに行く予定だった

ところが、この大会がいいとの評判を聞いたし

秋田県の大会に出たことがなかったので

きまぐれなきっしゃんは予定を変更してこの大会への参加を決めた

エントリーはまだ先と勝手に思い込んでて

たまたま5月の連休前にチェックしたら、なんと、4月頭からエントリー開始

慌てて、宿の確保に走った

100kmのスタート地点は小さな町で宿泊施設も限られているので

エントリーよりも宿の確保が優先される

(エントリーに関係なく宿だけ先に確保してればよかったんです・・・)

片っ端から電話を架けたけど全て満室の為100kmを諦めた

一時は1週前の田沢湖マラソンも検討したけど

3連休で飛行機が高くて断念

方針を変えて、ゴール地点から当日移動可能な50kmに変更し

宿に片っ端から電話して、なんとか滑り込みで最後の1室を確保

その後、エントリーを済ませ、飛行機の便も確保(安かったですぅ〜)

しばらくして、エントリー確定ゼッケンNo決定の封筒が来た

結果的にはこれが最終案内の書類だった

 

下降線を辿る調子は上向くことがなく、8月の北海道はワースト記録

9月の駅伝は短いのに脚が動かないほどだった

涼しくなって少しは距離を走れるようになったけれど

腰が重くてスピードは全くでなくなった

 

土曜日

9時前に家を出て、電車とモノレールを乗り継いで伊丹へ

11時過ぎの飛行機に乗り、1時前に大館能代空港に到着

まさかの雨でしたがすぐに止んでやれやれ

飛行機到着に合わせて出発するバスに乗って鷹巣へ

10分ほどで到着

駅前で昼食をと考えていたけど、店がない!

仕方なくコンビニで弁当を買って早めにホテルにチェックインしてそこで昼

前夜祭会場はコース途中で遠いのでパス

少し町を歩いたけれど、静かやし人があまりいない

ホテルで店を聞いたけど、やっぱりあまりないしピンとこない感じなので

散歩のついでにコンビニでまたまた弁当を買い込んでそれで夕食

朝目覚めたのが早かったしすることもないので6時過ぎから寝る体勢に

 

日曜日

途中目が覚めることもあったけれど最後はやっぱり

5時の目覚ましで起床

パンで軽く朝食を済ませトイレもまずまず

 

来週フルが控えてるし、調子も良くないし

とにかくのんびりゆっくり走ってゴールする

それだけしか考えてなかった

 

11時スタートで9時から受付けですが

列車の接続の関係で7時前の列車に乗ってスタート地点の比立内に向かう

列車内で角館に遊びに行く年配の女性の一団と相席になる

地元の人の認知度も高いようで、マラソンですか?50kmですか?と

クッキーと飴を差し入れてくださった、ありがとうございます

8時過ぎに着いて、近くの受付け会場を目指す

時間がまだあったので、道の駅に寄ったり

50km手前のエイドを見にいったりしてると

100kmのトップランナーが早くもやってきた!

受付けを済ませ、出走登録も済ませて、寒くないので早めに着替え

起きた頃は少し冷え込んでいたけれど徐々に気温は上がり

ロングスパッツがちょっと暑いかも、と言う感じだったけど

これと半そでTシャツしかないし・・・・

スタート時間が近づくにつれて人が増えてきた

地元の人や東北、関東の人が圧倒的に多く、西日本からは数名だったかな?

 

11時スタート

コースの概略はと言いますと・・・・

基本的には国道105号を北上し、終盤になって少しそれる

地形的には下り基調で終盤に少しだけ上り

 

100kmは2千2百名あまりで50kmは352名の参加

大き目のウエストポーチを前後を逆にして腰をしっかりサポートできるようにした

走り出してしばらくは集団の中でした

国道は巾が広くて走りやすい

交通規制は原則行わないので基本左側走行

交通量はそこそこあるけれど怖くないし車も徐行したり大きく右によってくれたりで

安心して走れた

歩道のあるところは歩道を走って下さいと言ってても

車道を走る人がいるし横に広がったり真ん中を走ったり・・・

これはどこに行っても同じ光景ですね

飛ばしているわけではないけれど、下り基調とあって

5kmのタイムをみたら28分台!速過ぎる

`7分ペースでいいかな?と考えていたのでここら辺りから徐々にペースダウン

自分なりの走りのリズムと言うのがあって

急にペースダウンできないので距離をかけて落としていく

コースは下り基調ですが下り一辺倒ではなく

少し上って長〜く下るを繰り返します

この地域は過疎地だと思うけれど

その割には時折り大勢の声援があったり

又人家が全然ない所でおばあちゃんが声援してくれてたり

地元に根付いている大会だなぁと思いました

国道は走りやすいのですがやや単調になりがち

時折り旧道に入ったりすると少しウルトラらしい感じ

エイドは大体5km前後の間隔で設置されてて

水、スポドリ、炭酸飲料、バナナ、オレンジ、リンゴ、おにぎり等が

各エイドに必ずある

エイドとエイドの中間にはポリタンクに入った水が置かれ

かけてくれたり飲ましてくれたり

15km手前の私設エイドで飲んだシソジュースは美味しかった

15kmで33分台にまで落としてきたけれど

ここでイメージしていたよりもリズム良く走れていたので

来週のフルへの影響が多少心配でしたが

このまま7分まで落とすのを止めて

6分ペースで行けたら行ってみようと、方針変更

気温は20度を切るくらいだったようで山間部と言うこともあって

走って温まった体が風で気持ちよくなる感じで

ウエアが汗でびっしょりと言う感覚にはならなかった

場所柄、私設エイドは期待していなかったけれど

これが思ったよりも沢山あった

ありがたかったですねぇ

後半になってそろそろ脚に疲れが出てくるかと思ったけれど

コースにも助けられたのか意外と元気

ただ下り基調のコースも30kmあたりを過ぎると

ほぼフラットと言う所がが多くなってきた

最初の頃はなんともなかった少しの上りも

後半になるとじわじわと効いてきてちょっとしんどいけれど

ペースはそれほど落ちてこない

30km過ぎで施設に入っているお年寄りたちが表に出てきて応援してくれてたので

その風景をカメラに収めてたら

向かい側の家族から、こっちも撮ってぇ〜と声が掛かって

出来上がってますねぇと言いながら撮ったけど

ほんとごきげんでした^^

でも、それだけ地元に愛されてる大会なんですね

35km付近から左脚の付け根に痛みが出てきたけれど

走りには殆ど影響はなかった

エイドに寄ったりしてたら35kmの標識を見落とした

国道105号からそれると残りは三分の一ほど

40kmの通過タイムは先月の北海道マラソンよりも早かったから

フル通過は北海道を上回っていたのは確実です

残り10kmを切ると、標識もトータルではなく残り○kmとなる

ここから少し上りがあると覚悟していましたが

距離をかけて上っていくのでそれほど苦にならなかった

エイドを挟んでもう一度上りがあったけれどこれも楽でした

目の前に空港らしき地形が見えてきた

滑走路の下のトンネルをくぐると目の前に鷹巣の街並みが広がる

ここでまたもや45km(残り5km)の標識を見落とした

ここからは、信号では警察官の指示に従い、信号順守となる

早速くぐってすぐの信号で足止め

疲れが見えてきてややペースが落ちてきたのでいい休憩と考えていた

ここからは昨日空港バスで走ったコース

しばらくなかった信号も街中に入ると交差点毎にある

そして今回はことごとく赤信号にひっかかった

残り5kmを過ぎてから4,5回はあったかな・・・?

ここまで捕まると、もうええ!となってきた^^

駅前商店街では一人ひとりゼッケン番号と名前を呼んで応援してくれる

駅前の門を右に折れてしばらく行くといよいよゴール

手前では日本一の大太鼓が迎えてくれる

ゴール!!!

苦しみぬくかと思っていた今回のウルトラ

予想に反して気持ちよく走れて良かった

〜 5km   28:21

〜10km   32:00

〜15km   33:12

〜20km   29:25

〜25km   30:21

〜30km   30:25

〜40km 1:00:51

〜46km   38:59

〜50km   27:32

トータル  5:11:20

 

完走者はゼッケンを裏向けにされ完走者という札を首にかけられ

バーコードを読み取られ完走証をいただく

この完走証、Noを手書きしてくれるだけで時間は後日自分で記入

マイクロバスで銭湯に送ってもらい汗を流してさっぱりして

再び会場に戻って食事券を差し出してビール、きりたんぽ、おでん、そばをいただく

 

こんな明るい時間にここに居れるとは思ってもいなかった

 

諦めかけていた100kmレース、もしかしたら又走れるかな?

 

会場を早々と後にして、ホテルに戻ってテレビをたっぷりと観ました

月曜はチェックアウトぎりぎりまでホテルに

ホテルの前の和菓子店で土産を買って、町を少し散歩

土曜日よりは店は少し開いていたかな

1時過ぎの飛行機で伊丹に向かい、4時半頃無事我が家に到着

 

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