下関海響マラソン

        2009.11.08

去年から始まった大会

昨年はいびがわに参加を決めていてパス

今年は評判も良さそうだし早々とエントリー

 

高速が1000円になって車での移動も考えたけれど

体の事を考えて新幹線の移動にし

パンフに旅行社のツアーパックがあったので申し込む

 

先月後半位からなんとなく足が張るというか重いというか・・・・

腰はますます悪くなっている様子

 

土曜日少し早めに家を出てJRと地下鉄を乗り継いで新神戸駅に

10時前ののぞみに乗り一路小倉へ

隣りもマラソンの人のようだったけれど

いきなり英語だらけの資料を読みかけたので話すことなく

うとうとしている間に着いた

在来線に乗り換え下関に昼過ぎに到着

受付は13時からなのでそれまで駅で昼を済ませる

受付会場の市民会館に向かい受付開始を待つ

先頭に並んでしまって一番に受付を済ませ

すぐさま駅に戻って路線バスに乗って城下町長府に向かう

 

20分ほど乗って、城下町長府で降りて、散策開始

紅葉が少し始まっている中、長屋門、土塀や庭園等を見て廻る

再びバスに乗って来た道を少し戻り赤間神宮前で降り

ここからプラプラ散策しながら駅に向かう

 

4時半頃に駅まで戻り、そこを通り越して、本日の宿泊先へ

テレビでフィギュアスケートを観ながら体を休める

明日の用意を済ませ6時過ぎ夕食に出る

ホテルお薦めの近くの食堂でくじらカツを食べる

柔らかくて美味しかった

食後散歩がてら少し歩いてコンビニであんぱんを買って帰る

 

9時からの「チャレンジド」最終回で観たかったけど眠くて眠くて

家に録画依頼のメールをして9時前には寝ていた

 

夜中に1,2度目は覚めたものの最終的には5時半の目覚ましに飛び起きた

6時から朝食、周りはほぼ100%ランナー

ちょっとボリュームに欠ける内容だったし

早くから座っていたのに、味噌汁とごはんは後から来た人に次々と運ばれて

たまりかねてお願いしますと言って持ってきてもらった

段取り、超悪い!

洗面しトイレもなんとか済ませて、7時過ぎに出発

駅前の回廊を伝って更衣場所の海響メッセに着いたら

ほぼ満員状態で隣りの会場を勧められたが

なんとかなると思ってそのまま入り

スペースを確保して荷物を置き貴重品を預けて

寒くないので走る格好になって会場内を散歩

仮設トイレは満員で行くのを諦めた

ここで1万人近くいるのにしあわせの村のUさんとばったり

初マラソン初フルの姪っ子さんと一緒にしばらく話をした後

8時頃整列場所に移動

しばらくしてトイレに行きたくなったけれど

今から並んだら間に合わないし我慢できそうなのでパス

 

開会セレモニーの太鼓の音が聞こえてきて

ゲストランナーが紹介されて

8時半スタート

何の緊張感もなくスタート

4時間は切りたいなぁ、位の気持ちで走る

低かったテンションも徐々に上がってきて

走り出すと、思ったよりもスムースに走れた

脚が張ったような重いような感覚はあるけれど

まずは順調な滑り出し

いつものことで最初の1,2kmは5分ほど

かつてはすぐに自分の走りたいペースに自然となっていたけれど

最近はそのペースに落ち着くまでに結構時間がかかる

昨日歩いたりバスに乗った道を行く

昨日はくっきり見えた関門橋も今日は少し霞んで見える

 

コースは前半は瀬戸内を走り中盤は市中心部や港湾地区、彦島

後半は日本海側を走りスタート地点に戻ってくるコース

折り返しが3箇所あり、最初の折り返しは美術館辺り

折り返しのポールはいつものパイロンではなくて

三角錐か四角錐の形をものに手書きの絵が貼り付けられている

なんか、ちょっと和みます

この辺りで岡山のラン友とすれ違う

一度落ち着きかけたペース、折り返してまた上がり

結局落ち着いたのは10km手前くらいだった

スタート時には曇っていたけれど

折り返した頃から日差しが出てきて暑くなってきたのが実感できる

 

最初の内のエイドで、しっかりたっぷり給水を摂る

走るコースで海が見えたり川があったりすると走りやすくていいですね

スタート付近に戻ってきて、浜辺に出て第二の折り返し

この辺りから彦島あたりまでは曲がり角が多い

ゴール手前も同じような所を走るのでやはり曲がり角が多い

 

港湾地帯を走る時は声援もちょっと少なめ

足元も凸凹があったりしてちょっと走りにくい

少ししびれた感じだった両脚、収まってきたけれど

今度は膝のあたりに痛みではないけれど違和感が

ただ走るには全然問題なし

17km付近でゼッケンを止めていたクリップが外れているのに気づき

立ち止まって止め直す

緩い上りのトンネル内で20km地点通過

20kmまではなんとか走る自信はあっても

それ以降はどう転ぶか全く未知数

体が大人しくしてくれるのを祈るのみ

トンネルを抜けて

コースで一番高いポイントに向かって

緩いけれど長い坂を上っていく

一番高い所が彦島大橋

左手に日本海が開けてくる

そして左前方遠くに長州出島が見える

バイパスとして整備されたと思われる道を下ったり上ったり

 

沢山の声援の中、左に折れて長州出島に向かう

去年は橋の途中で折り返しでしたが

今年からは島に渡ってから折り返し

島内のエイドでは一口サイズのソーメンが美味しかった

きれいな橋も遠くから見る分にはいいですが

渡るとなると段々と少しの勾配が脚に効いてくる

脚に少し疲労の色が見え出す

20kmまではなんとかペースを維持して

25kmまではぎりぎり踏ん張ったけれど

脚と腰に疲労感が漂い始めペースが落ちてくる

この疲労感、走る気力と意欲を失わせていくから厄介です

エイドには確実に寄ってしっかり給水し

水を体にかけ、バナナ等で栄養補給

 

4時間は切れるやろう、と高をくくっていたけれど

このペースダウンではやや黄信号が灯りだした

35km辺りの彦島大橋で4時間のペースランナーが追いついてきて

周りに一緒に行きましょう、4時間切りましょう

と言うけれど着いて行けずあっという間に背中が小さくなる

時計を見ると1km6:30ほどにまで落ちていた

30〜35は31分以上かかっていた

完走できたらええわ、4時間切れなくてもええわ、と思ったりもしたけれど

ただ、35km通過時にした計算に誤りがなければ

`6分ペースで行けば、4時間は切れたはず

で、ここから頭を切り替えて、気持ちの上ではペースアップ

`毎のラップチェックも止めて前だけを見て走る

港湾地区に入り最後のエイド(40km付近)はパスして

更にギアを上げて走る

ゴール500m手間で4時間ペースランナーを抜き返し

なんとかギリギリ4時間を切ってゴール

ラストの2195mを11:44で走ってました

 

〜スタート  0:18

〜5km  25:20

〜10km 26:12

〜15km 28:23

〜20km 27:30

〜25km 27:52

〜30km 29:37

〜35km 31:35

〜40km 29:52

〜ゴール  11:44

トータル3:58:27

ネット 3:58:09

 

ゲストランナー、有森さんは5kmなので見ず

市川選手は走ったようですが一度も判らず

丸山弁護士はかなりゆっくりペースだったから完走できたのかな?

元巨人の宮本さんはスタートしてすぐに握手攻めになっている時に抜きました

ゴールで最終ランナーまで待っていると

5時間半あたりできれいな女性ランナーがゴール、輝いてましたね

芸能人?と思ったら元首相の安部さんの奥さんでした

自費で参加してた波田陽区さんもゴールしたけど誰も気づかずオーラもなし^^

 

サブ4がこれほど辛いとは思いもしなかった

完走証をもらいスポドリを一本ぐいっと飲み干して

更衣場所に戻り、ゆっくり時間をかけて着替える

MスポーツクラブのNさんとばったり

かなりお疲れのご様子でした

 

ここで、周りのランナーの姿を見て

参加賞のTシャツを貰っていないことに気がつく

総合案内所に出向いて事情を説明し、なんとか貰えました

受付とは別会場で受け取るようになってたみたい

 

ふく鍋を会場でごちそうになってから

帰りの電車までたっぷりすぎるほど時間はあるので

抽選会にも顔をだして(残念ながら外れでした)

駅前に戻ってちょっとぷらっとしたりして

それでも小倉駅でテレビでサッカーの試合を観れるほどでした

8時前に無事に帰宅

 

走れなくなってきている自分を

思い知らされたレースでした

 

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