北海道マラソン

            2008.08.31

歓喜のゴールを果たしてからもう一年

今年も完走!そう思ってやってきたが

やはりオーバーワークだったのか

調子は下降線を辿り

年が明けるとその傾向ははっきりしてきた

腰に疲労が溜まってきたのかもしれない

とくしまマラソンの頃のどん底からは少しは脱したものの

なかなか思うように走れず

それに追い討ちをかけるように

7月になって左足が足底筋膜炎になった

大事には至らなかったのがせめてもの幸いです

7,8月の二ヶ月間でなんとか走り込んで、とのプランはアワとなって消えた

8月になってようやく「走行距離」だけはなんとかこなせたものの

スタミナとタイムに対する不安を抱いたままレースを迎えることになった

 

前日

今回は出発が朝早く帰宅が夜遅いし

時間と経費を天秤にかけて、神戸空港まで車で行くことにした

24時間までは駐車代無料ですし・・・・・

 

女房も自覚してますが

2回の完走は私単独で行った時のみで

二人で行った3回はことごとくリタイア

去年を走った直後は必ず女房にゴールシーンを見てもらうと

意気込んでいたけれど

今の状況は、はっきり言って、かなり厳しい

完走の可能性は「1%」以下かも?

 

8時過ぎの飛行機に乗り10時前に千歳に到着

千歳駅で降りてサケのふるさと資料館へ

淡水魚の水族館だそうです

荷物をリュックスタイルで背負って館内を見学したけど

見学を終えて休憩したら、腰に疲労が降りてきた

折角3日かけて体をリフレッシュしたのがパァ〜となった

館内の小窓から千歳川が見れたのがちょっとした驚きでした

札幌駅で昼を済ませて、受付会場のパークホテルに向かい受付を済ませる

その足でホテルに向かいチェックインし

身軽になって、今度は羊が丘展望台へ

かの有名なクラーク博士の銅像があります

もう一箇所酒蔵見学を予定してたけど

歩き疲れてホテルにもどり休憩

今夜の夕食は迷った挙句、ジンギスカン

地元のラン友にジンギスカンに誘われたのに

飲み過ぎそうになるからと断ったのに、です

でもビールは2杯だけでした^^

早目に眠りにつく

 

当日

早めに寝たたせいか2時すぎに最初に目が覚めて

そのあと何度か目が覚めた

でも、よう寝ました

この大会はスタートが12時10分なので

朝がゆっくり出来るのが一番ありがたい

殆ど効き目はないけど気休めにはなるので痛み止めを飲む

7時からバイキング形式の朝食を摂り

普段よりもさらにゆっくりして10時前にホテルを出て会場に向かう

走る格好をした上にシャカパンとポロを着込んで会場へ

駅に行く途中で食糧を調達

会場でいつもの辺りで、いつものメンバーと一年ぶりの再会

栄養補給にと考えていたアミノ酸の錠剤、持ってくるのを忘れた

買いこんだ食糧とスポドリを口に入れる

財布は女房に預けてそれ以外の荷物と着替えをゴール地点行きの袋に詰めて

ゴール行きのトラックに預けてスタート地点に向かう

曇っていたのが段々と晴れてきて

整列場所に居るとジリジリと少し暑い

今年は例年に比べて湿度が高い

12時現在の気象状況は気温26.5度湿度72%

予想最高気温は28度

12時10分スタート

時計を押し損ねて10秒ほど誤差

申告タイム順なのであまり広くない道ですが

スタートラインを超えたらほぼスムースに走れた

`5:00から5:30の間で走り

それがどこまで持つか、が問題

30km地点までで5,6分の貯金があれば

何とかなるかな?というのが大まかな計算

最初の1km思ったよりも時間がかかっていた

登録組との合流もスムース

ここから5km付近まではダラダラと上っていく

六花亭の前で応援してくれている女房とは

往復2度きちんと確認できた

足運びがなんとなく重い

第一折り返しを過ぎてすぐに5km地点通過

ペースがやや速い

最初の給水地点からしっかりと水を飲みしっかりと体にかけスポドリを飲む

給水が最初から追いついていない

ただ今年から給水テーブルの数が書かれていたので

何番目かのテーブルで摂るようにする

折り返しを過ぎると今度は下りが続く

ここで飛ばすと脚にくるのでゆっくりゆっくり走る

今回1km毎にラップを取ろうとしたけれど

7kmと8kmの距離表示を見落とした

どこかに余裕がないのかなぁ・・・・・

影を求めて走るけれど思ったよりも風があり助かる

10kmを過ぎたあたりでようやくペースが掴めてきたけれど

早くも脚が重くなってきた

なんでやねん!

早すぎるやん!

これでは、最後まで持たん!

15km地点を通過して

JR高架下をくぐって北に向かうけれど

こんな所で次の`表示が待ち遠しくなってきた

最悪の状態に近いかな・・・・・

北24条付近で応援してくれていた女房を発見

カメラを構える女房は「がんばって・・」と言ってくれたけど

こっちは「あかんわぁ」と・・・・

少し先で応援してくれていたひゃくさんに氷袋をもらう

帽子の中に詰め込んで頭と首筋を冷やす

北大を左に見ながら右に折れると

単調な折り返しコースが始まる

25km地点はなんとか通過したけれど

スタッフがロープを持って立っていた

関門が近いことを実感する

しばらく行くと後方に監察車が付いたのを知る

歩いている人はレースを止めて歩道に上がってください、とアナウンス

その内に、○○番お疲れ様でした、という声が聞こえてくる

無駄だと、ダメだとわかっていても

逃げたい気持ちが働いてペースが少し上がる

しかし疲れきった体でそうそう続くわけがない

第二折り返しまでなんとか辿り着き

これまでの最短リタイアポイント28km地点を通過したものの

ペースは上がらない

どんどん貯金をはたいていく

そしてとうとう宣告されてしまった

「2693番お疲れ様でした、歩道に上がってください」

終わってしまった

今年の北海道は29km手前で終了

ほんの僅かな可能性にかけたけれど

やっぱりダメでした

 

〜 スタート  025

〜  5km  527-443-511-510-501   26:00

〜 10km  538-     1519-      508   52:07

〜 15km  527-439?-611-530-515 1:19:11

〜 20km  525-556-534-549-556 1:47:54

〜 25km  628-627-614-622-644  2:20:11

〜 26km  728

〜 27km  619

〜 28km  718

〜リタイア   507

        2:46:25

 

女房になんとしてもゴールシーンを見てほしかったけど

それにしては「根性」が足りなさ過ぎました

30km付近の収容バス地点に行くと

バスがずらっと並んでいた

最後のバスに乗り込んだものの後から後から

ランナーが向かってくる

バスは出払ってしまっているので運転手さんが

急遽手配を依頼したりして出発は少し遅れて

途中渋滞にも巻き込まれて中島公園に戻ったのは4時半を廻っていた

荷物を受け取り女房と落ち合う

「ごめんな、あかんかったわ」

「なんとかゴール見てほしかったんやけどな・・・」

「無事に帰ってこれてよかったやん」

「20kmのとこで、あかんなとわかったから」

ホテルに戻りウエアーを洗いながらバスに入る

走るのを止めたら体はすぐに元通りになる

皮肉やねぇ・・・・

 

6時を廻って、アフター出席のための用意を始めて

!!!!!!!

財布がない!

女房に預けたままや!

メールして新札幌へ飲みに行った女房と

地下鉄の途中駅で落ち合って財布を受け取って会場へ

10人ほどでワイワイガヤガヤと

あっという間の3時間でした

 

月曜は旭山動物園日帰りツアーへ

園内散策時間は3時間ほど

今人気のある動物園ですが色々と工夫がなされていて

こりゃぁ面白いわぁと思った

こんなに間近で動物をなかなか見れない

それと何故か園内があまり臭わない

 

空港で来たときには売り切れだった

「花畑牧場」の生キャラメル、偶然にも販売中で

食事時間を削って並んでゲット^^

おかげで食事は機内でした

 

7時に新千歳を出発して9時半にはもう家に着いてました

車は便利ですねぇ

 

来年も行きます、これでは終われない

女房も連れて行きます

 

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