武庫川ユリカモメウルトラ70kmマラソン

                    2007.05.03

今年で4回目の参加です

100kmのウルトラレースに出るにあたって

そのトライアル戦のような感覚で最初は参加したけれど

いまでは、自分の中では独立したレースになっている

今回は去年のような終盤の失速をすることなく

終始イーブンペースで走るのが目標

自分に課したペースは5:30 / 1kmです

どんなに落ちても6分以内をキープしたい

6時間半以内が目標タイム

 

5時過ぎに起床、6時過ぎに家を出発し

7時半頃会場の武庫川河川敷に到着

受付を済ませ早速走る用意をする

びっくりするほど沢山の知り合いが来ている

マラソンと違ってスタート前の緊張感はないので

知り合いの人たちと談笑している内に

スタート時間はあっと言う間にきてしまった

日曜月曜の走りの疲れがまだ取り切れていない感じ

8時半スタート

まずは山手に向かって走り出す

折り返し地点は2箇所

最初が4.3km地点

2回目の折り返しはスタート地点の南0.7kmの所

この2回目の折り返しまでの往復が

何回走っても一番辛い

去年より少し短くなってちょっと嬉しい

スタートしてしばらくは当たり前のことながら

ランナーの数は多いけれど

距離が伸びるに連れてポツリポツリとランナーが抜けていって

最後にはあれ、これだけ?という感じになる

ペースが落ち着くとこの付近で誰とあの辺りで誰と、という風に

すれ違う顔と時間が決まってくる

押さえて走るつもりが、やっぱり速い

記録を意識していることもあって1km毎に

タイムをチェックするけれどバラツキが大きい

2,30秒の差がざらにある

かつてのように狭い時間帯でピッチを刻む走りができない

脚はやっぱり重いなぁ

設定した5:30のペースに対して微妙に速い

走る距離が長くなればなるほどこの速さが

のちのちボディーブローのように効いてくると

判っていても落ちない、落とせない

15km過ぎで今日の脚の不調を確信した

どこまでだまして持たせることができるか

タイムを意識する余り、5km毎のラップを

ある程度の時間帯に収めようとするあまり

ラスト1kmだけがペースアップに近い走りが続く

自分の脚で走っているというよりタイムに走らされている

50kmまでは設定タイムで走りそこからどこまで粘れるか

そう思っていたけれど30km過ぎでそのペースを維持するのに必死になってきた

両膝付近は軽くしびれた状態が続く

更に膝付近が硬くなってきた感じ

腰も状態はよくない

脚は前にはそれなりに出るけれどそれよりも重い

ちょっと腰がお疲れ気味なのかな?

40kmを過ぎて時おり歩きが入り始める

このあたりで目標とした走りが出来そうにないとわかると

気持ちが一気に切れてしまう

開き直ったように、50km以降はもう歩いた歩いた

どんなことをしてでもゴールを目指すのが自分の走りだったのに

今日はそんな気持ちになれない

タイムにこだわった走りをして結果としてそのために自分を走れなくしてしまった

最近比較的順調に走ってきていたので

今回もそこそこやれると言う自信があったけれど

今から思えばそれは過信だったように思う

少しマラソンを舐めていたのかもしれない

58.6km走った時点で自主的にリタイア

時間はまだたっぷりあるから歩きと走りを織り交ぜながらでも

ゴールを目指す選択肢もあったけれど

切れた気持ちの状態で走っても何にも残らないし

無意味な疲れが残るだけなので、正直もったいない気もしたけれど止めた

来月の阿蘇の向けてもう一度体制を立て直さなければ・・・・

 

〜5km    26:15

〜10km   27:18

〜15km   26:50

〜20km   27:08

〜25km   26:53

〜30km   27:12

〜35km   27:46

〜40km   30:40

〜45km   33:16

〜50km   39:44

〜55km   50:30

〜58.6km 32:41

6:16:19

 

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