館山若潮マラソン大会

                 06.01.29

去年のこの時期、勝田全国マラソンに参加を予定していたけれど

こちらの方を薦められ、帰りの宴会列車も面白そうだったので

申し込んだものの脚の故障でDNSとなりました

今年こそはと申し込みようやく参加できました

 

フルを控えた大事な時期に膝の調子がよくなくて

1週間走れないということもあり

仕事で遅くなって晩もあまり走れませんでしたが

いいイメージを残せるような練習を心がけた

 

前日昼過ぎの飛行機で伊丹から羽田へ

今回の遠征移動距離も大きいけれど

接続が悪くて時間のロスが多い

羽田で1時間ほど待って高速バスで

アクアラインを経由して木更津へ

途中「海ほたる」を楽しみにしていたけれど

前方に見えるかと思っていたら後方にあった

木更津からはローカル列車に揺られて1時間あまり

夕日がきれかったけれど降りてから撮ろうと思っていたら

沈む夕日は早くてもう見えなくなっていた

富浦駅に降りて本日のお宿「聖山荘」に向かう

15分ほどで着いたけれど玄関がわからない^^

泊まっている人に教えてもらった場所に行って

部屋に案内してもらう

フロは別棟なので入らず食事を6時過ぎに済ませる

「すがき」が出てきて一瞬もし当たれば・・・と

思ったけれどまぁ大丈夫でしょうと勝手に決めて口の中へ

食事を済ませてしまったらすることもなく

荷物を触ることもなく

何となく眠くて8時頃にはもう寝ていた

 

夜中に1、2度目は覚めたけれど最後は6時の目覚ましで起きた

着替えて洗面・トイレを済ませ7時から朝食を食べて

清算をすませて失礼しようとしたら

駅まで送って下さるとのことでお言葉に甘える

8時前の列車で館山に向かい

駅前に待っているシャトルバスでマラソン会場へ

受付を済ませ会場をウロウロしていたら

菜の花を頂いてしまった

伊奈いいさん、さがわさんと合流し場所をとって

着替えたりしながらあれやこれやと話に花が咲く

マメが出来ないように特製シールを右足に貼る

腰の痛み止め用の薬、持って来たのに飲むのを忘れた

 

関西と違って関東の大会は静か

召集もゆっくりしていて15分前になっても

受付会場の広場には人がうじょうじょいる

われわれもその頃になってようやくスタートラインに向かう

年代別番号順に整列するのですが

なんと私は一番前のゾーンでした

 

本日の予定は前半は`5分をぎりぎり切る位のペースで走り

30kmまでは何とか5分弱ペースで粘って

あとはなんとか持ち堪えるという考え

タイム的には3時間40分を切れればいいかなと・・・

ただ皆と居た時に何かの拍子で腰をひねったようで

ここにきて腰痛が再発してしまって

それが後半にどう響くかが心配だった

 

10時スタート

ウエアーはロングスパッツに長袖にしたけれど天候を考えると

ちょっと暑かったかなと思ったけれど寒いよりはましだし・・・

街中の声援を受けながら順調に走る

少し速いかな?と思いつつも流れに任せて走る

コース上唯一の4km付近の折り返し地点で二人を探したけれど見つけられず

5kmは23分半ば

やっぱりちょっと速い

気持ち抑えて走るようにする

ちいさなアップダウンを繰り返す

さして苦にならないけれどこの繰り返しが

後半になって効いてくるのかなと思ったりもする

7km付近で右手に海が広がってきた

ずっと海を見ながら走るのかと思っていたけれど

コースも右に左に曲がっていたりして飽きることはない

アップダウンを繰り返しながら徐々に上っていって

12kmあたりを過ぎると今度は

アップダウンを繰り返しながらなだらかに下っていく

このあたりで飛ばし過ぎないようにと

レクチャーを受けていたので慎重に走る

左右の風景もどことなく南国を思わせる雰囲気

途切れがちだった声援も

所々にある観光スポット等で沢山もらった

コース左手に菜の花がどこまでも続いていてきれい

ハーフ通過地点で1:42くらいだったかな?

ここまではほぼほぼ予定とおりの走り

22,3km付近で海岸沿いのコースに別れを告げて

山あいに入っていく

走る前の悪い予想が当たって

ここらあたりから見事なまでに脚が動かなくなってきた

腰を痛めていると今までの経験で

`5分以内のペースでそこそこの距離を走ると

腰から下がぐっと重くなってきて脚が動かなくなる

こなくてもいいのに、それがやってきた

鈍痛のようなものを感じながらなんとか脚を前に運ぶ

ペースは急降下で落ちていく

`6分で走ることも出来なくなってきた

5kmごとにある給水所が待ち遠しい

前半少し給水が少なめでちょっとガス欠の懸念があったので

後半はしっかり水分を補給してパンやバナナで栄養補給を図る

海が見えなくなってもコースの起伏はさして変わらない

25km過ぎからコース最大の勾配が待っていたけれど

普段の走りであればそれほど苦にならないと思う

30km付近がピークで後は下り基調と思っていたら

ピークはもう少し先立った

疲れてきた体にはこの少しが堪える

32km付近の私設エイドであったかい砂糖入りコーヒーを頂く

後半になってくると甘いもの、あったかいものがありがたい

33km付近で元のコースに合流

あとはもと来た道を帰るだけ

とは言ってもここからが長かった、ほんとに長かった

下りを懸命に走っても平坦を一生懸命走っても

`6分を切る走りができない

腰が痛くて35km地点を通過して立ち止まってしまった

一瞬歩くことも考えたけれど

遅くてもいいから完「走」したかったから

気を取り直して再び走り出した

最後の頑張りをみせるランナーにどんどん抜いていかれる

気持ちは前に行っていても脚はどうにもこうにもならない

あと何キロですよぉ〜と沿道の人が励ましてくれても

それに応えるような走りはできない

緩やかに左にカーブした道を左に折れたらようやくゴール

終わったぁ〜、ようやく終わった

参加賞のTシャツをもらい体が冷えない内に着替える

更衣テントでへたりこんで着替えて元の場所へ行こうと

立ち上がろうとしたら、腰が痛い、伸びない

じわぁ〜とゆっくり背中を伸ばしてゆっくり歩いて元の場所へ

おわんにたっぷり入れてくれたブタ汁を食べたら少し元気が出てきた

伊奈いいさんは今年も残念ながら33kmでアウトでした

4時間前後で帰ってくるはずのさがわさんがなかなか帰ってこなくて

心配したけれど本人曰くこんなはずじゃなかったと言う走りで

サブ4がサブ5になってしまってました

私もそうですが生身の人間が走るわけですから

予定通りにはいきませんね

 

フロに入る二人を見送って駅に先に向かい自販機で水分補給

腰が痛いのでベンチに腰をかけて待つ

3人揃ったところで宴会用にビールとつまみを買って列車に乗り込む

木更津までの1時間、あっという間でした

羽田行きのバスを待つ間に豚キムチ丼で夕食

キムチのせいかからだがほっこほっこしてきた

羽田では早い便に空席がありそちらに振り替えて

30分早い伊丹行きで帰ることにしたので

当初の予定より1時間ほど早く帰れた

 

手元の時計では

〜 5km 23:26

〜10km 23:58

〜15km 24:33

〜20km 24:23

〜25km 28:07

〜30km 30:59

〜35km 31:45

〜40km 31:56

〜ゴール  14:23 3:53:34

 

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