第八回村岡ダブルフルウルトラランニング

                      05.09.25

今年の秋のウルトラは四万十川と決めていて

抽選に漏れたら村岡にと考えていた

ところがランナーズで四万十川の1週間後に

隠岐の島で第一回ウルトラマラソンが開かれることを知り

きまぐれなきっしゃんはすぐさま方針変更し

連休明け?に隠岐の島を申し込み四万十川はパス

それでも怖いもの見たさみたいなもんで9月の村岡を申し込む

但し一ヶ月の間に100kmを2本走るほどタフではないので

なんとか私でも走れそうな44kmにする

これで村岡行きが決定!

村岡のもう一つの楽しみがバイキングエイドと言われるエイドです

 

朝5時まっくろくろすけさんに家の近くまで迎えにきてもらって出発

天気予報では気温は20度前後で雨の心配はなさそうとのことだったけれど

北に向かうにつれて天気が怪しくなってきて

途中ワイパーをかけながら走った

雨のことなんかこれっぽちも考えてなかった

前日も超ノンビリモードだった私は

普通に走る格好しか用意していなかった

経験者のまっくろくろすけさん夫婦は山陰の地と言うことも考慮して

ちゃんとジャージ等を用意し簡易カッパも揃えていました

カッパは私の分も用意してくれていてお言葉に甘えてお借りしました

 

播但道和田山料金所できれいな虹をそれも2重の虹を見た

いいことがあるかもしれないな?

トラブルもなく約2時間で受付会場の中学校に到着

降りると少し肌寒い

受付を済ませて時間もたっぷりあるので付近をウロウロ

たかちゃんとHASEさんに会う

8時過ぎになると88kmのトップランナーが小学校との間の道を通過

なおちゃんに声援を送ったら

44kmがんばってね!とエールをもらいました

着替えの荷物をもってバスでスタート会場に向かうバスへ

ここでなっなんとタラさんを発見!

やっぱり春先以来あんまし調子よくないみたいで12kmでリタイアー

しっかり休養してまた爆走してくださいよ!

8時40分過ぎにバスはスタート

すぐに着くのかと思っていたらこれが遠いこと

9時過ぎにスタート地点の山田グランドに到着

時間の経過とともに村の人たちが続々と集まってくる

 

ランのスタイルはショートスパッツに半そでTシャツ

ウエストポーチにはデジカメは入れ

汗で濡れないようにハンドタオルを体側に入れたけれど

半分ほど走ったらもうタオルは汗だらけでした

カッパは腰に引っ掛けて走ることにする

楽しむように楽しんでもらえるようにとレインボウアフロで走ることにした

 

10時スタートのウォークの人を見送っていよいよ10時30分スタート

カウントダウンでスタートしたけれど

全然ダッシュする気配周りになし

ウルトラのこのんびりした雰囲気が好きです

 

今日の目標は

`6分以内で走らない

全工程歩かない

下りはとにかくゆっくり

エイドはすべて寄っていく

制限時間は9時間ですから急ぎません

 

最初は少し下って田んぼの中をぐるっと回って

スタート地点に戻ってきて山道に入っていく

山道にはいる手前にあった最初のエイドで

坂は5kmくらいですかぁ?と尋ねると

笑顔で40kmです!との返事

うぅ〜ん正解ですね、と応えて上っていく

残酷マラソンの去年までのあの上りと同じくらいの感覚でいたけど

時計を見ると5`40分ほどかかっていた

気持ちよく登れた割には時間がかかっていた

下りかけると第二エイド

たかちゃんに追いつく

彼女の走りからすると少し遅いかなと思っていたけれど

その後しっかり走ったようで見事2位入賞でした

下りはとにかく膝をいためないようにゆっくりゆっくりと降りる

ここでまっくろくろすけさんの背中を見送る

この後二人は相前後して走る格好になった

残酷の下りもきつかったけど、こちらもかなりきつい

雨で少し濡れているから滑らないように慎重に走る

傾斜が小刻みに変化してかなり走りにくい

立ち止まったりキョロキョロしながら

カメラポイントを探すけれどなかなかいいアングルが見つからない

少し景色が広がる所でデジカメで撮っていると

ランナーから、余裕ですね!と声をかけられたのをきっかけに

しばらく一緒に走らせてもらう

近くの方で88kmも出た経験があるとかでした

第二エイドの横断幕にあった棚田の里はコースからは

見えないそうです、残念!

 

今回はいつも以上になぜかコースと距離との兼ね合いが思い出せません

 

下りきってしばらく行くと射添会館エイド

100km、88km組と合流する地点ですが誰とも会えなかった

 

今回のレース、距離感がつかめないというか鈍いのか

はたまたコースが頭にきっちり入っていないからか

自分が今どの辺りを走っているかがうまくイメージできない

その分疲労感が大きいのかも

 

ダラダラと坂を上って但馬大仏に到着

こんなところにこんな立派な物が・・・という感じ

ランナーの特典で境内には無料で入れて

3体の大仏さんの周りをぐるっと回ってまたもとの山道へ

ここではおはぎの接待、少し疲れた体にはありがたい

でも後で聞いたら本堂を出たところで「お茶」のサービスがあったとか

あぁ残念!来年の楽しみ?

 

30分前にスタートしたウォーク組、結構早い

中には小走り状態の人もいる

追い抜く度にガンバレぇ〜と声を掛けてくれるのが嬉しい

 

記憶に間違いがなければ

但馬大仏を過ぎてからの上りで

沢山の知り合いに会いました

「生」ヒゲダンサーズにも会えました

記念撮影をしていたら見知らぬランナーが

一緒に撮って上げましょうと言ってくれたのもこのあたり

何人かのランナーとしばらく一緒に走って

お話をしてはお先にどうぞと背中を見送りました

 

曲がり角には小さいけれど右とか左とかかかれた標識があるし

係員がちゃんといるので道に迷うことはない

四万十川の時はフルの距離を楽な気持ちで通過したけれど

今回はやっぱりタフなコースだけに20kmまで来たときに

やっと20kmかぁ、まだ半分もきてないのかぁ〜と思った

池をほぼ1周して少し坂を上るとエイド

そのこさんと入れ違いになる

 

どこのエイドもスタッフの人たちが元気!

地元の人たちが総出で頑張ってくれているのがよくわかる

各エイドでは必ず立ち寄って(立ち止まって)

飲んで食べて喋って写真を撮って撮ってもらって・・・・

印象に残っているのは、おはぎ、プリン、お寿司かな

 

小さな町であるのに

家があるところには必ず声援を送ってくれる人がいる

それと多くの人が名簿を持っていて通過していくランナーをチェックしていた

ここではこの大会は町を挙げての一大イベントだというのがよく分かる

声援に手を振って応えたり、言葉で応えたり・・・

手作りの温かい雰囲気がいいですね

 

アフロはやはり目立つようで声をたくさん掛けてもらった

ここらあたりから100、88kmのランナーとのすれ違いが続く

自然と声を掛けたくなって、次々と来るランナーに声援を送る

必ずといっていいほど返事をもらった

 

もうこの辺りから記憶が不確かです

2度目の山を下って行って最後の坂をひいこら言いながら上った

疲れてくると目線がだんだんと下がってきて

この辺りではもう足元に近かったかもしれない

そのこさんと抜いたり抜かれたり

抜きながら、しんどい〜、歩きたい〜と呟くと

歩けば・・と言う優しい言葉をもらったけれど

歩くよりも遅いかもしれないスピードで走り続けた

 

上りはあとどれくらいですか?と横を走るランナーに聞くと

2kmちょいとの返事、最後のふんばりどころです

そしてその辺りに道の脇に全参加者の個人宛てメッセージプラカード

が番号順に並べられている

そのこさんから、抜いて持ち帰ってもいいし、その方が喜んでもらえると聞いて

素直に従って自分の札を探しながら走る

ゆる〜い上りなのに目的があれば体は動くものだと思った

412番を見つけて、抜いてそれを持ってゴールまで走る

 

上りきったら後は下りと思いたいところだけど

盲腸のような所があってそこがほんとの最後の最後の上り

あと500m、あと200mと声援を受けて上りきったら

そこは最後のエイド

おじさんが記念写真を撮ってくれました

最後の燃料補給してアフロをきっかけにまた少し談笑して出発

ここからはもう下りだけ

あと3kmの表示が見えたけれど

そこからが長かったなぁ

脚も少し微妙な感じになってきたので

ラストスパートもかけずに普通に走る

まだかまだかと思いながら走っていると余計に長く感じるけれど

ようやく左にゆる〜く曲がるとゴールの小学校が視界に入る

帰ってこれた

ちゃんと走ってこれた

右手にプラカードを持ってFINISHテープを切る

 

5時間16分51秒。31位でした

 

6月に腰が悪くなった時はもう長い距離はダメかもしれないと思ったけれど

最低の状態で臨んだ北海道マラソンで34kmも走れたし

今回も歩くこともなくそれなりのタイムで帰ってこれた

このいいイメージを大事にしながら

来月の隠岐の島ウルトラマラソンを目指します

 

来年はどの距離に出るかは未定ですが

大会には多分参加することになると思います

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