NAHAマラソン

                 2004.12.4〜6

前日まで

NAHAマラソンも今年で3回目。

もうすっかり慣れて緊張感まるでなし。

それが悪かったわけでもないけれど

1週間前のクラブの練習会で、後2kmで終わりという地点で

右脚のふくらはぎの裏が吊った。

2、3日休んだら収まったので木曜の晩に走って

なんとか行けそうと思っていたら3周目の角でまた痛めた。

金土と休んだものの、ぶっつけ本番の不安がつきまとう。

痛めたと言えば、金曜にフル充電して作動確認しようとしたら

な、なんとデジカメが動かない。

急遽土曜の朝に使い捨てカメラを買いに行く。

不安と言えば天気が悪そうだと思っていたら

なんとそれは季節外れの台風だった。

大会も危ぶまれたけれど、何とか開催決定となったし

飛行機も飛ぶのかと気をもんだけれど、関空を無事定刻に離陸。

ただ、空港が混んでいて飛行機が珍しく遅延。

降り立ったら気温27℃。暑いというより蒸し暑い。

雨もパラつき気味。

ホテルはこの春に出来た真新しい建物。

でも、去年に懲りて朝食付きを選択したけれど、またしても

セルフのパン、コーヒー、サラダのみだった。チェックミス、失敗したぁ。

夕食は国際通りの裏通りにある家庭料理の店で。

メニューはてびち(豚足)煮つけ、豆腐チャンプルー、味噌汁、ご飯、オリオンビール。

てびち、店の人にすすめられるままに初めて食べたけれど、うまぁ〜い。

8時からはぬまっちさん主催でケンケンさん夫婦を祝う会をイタリアン炉端で開催。

奥さん都合が悪く欠席でケンケンさんとうえやまさんが「ツーショット」で収まる?。

当日

朝6時になっても沖縄はまだ真っ暗。

朝食にレストランに行くと、日本語が聞こえない?

よく見ると台湾から大勢のランナーが来ていた。

20回記念大会で、一番近い外国ということで、声をかけたようです。

正装の上着とネクタイを買い物袋にいれて出発。

いつもより出発時間が遅いせいか、会場に向かうランナーの多いこと。

いつもの集合場所、年々スペースがなくなってきて

今年はついに少し西に移動。

「正装」してボクシーさんと整列場所に移動。

ボクシーさんのアフロ、またバージョンアップというか、大きくなってる。

9時スタート。

ロスタイムは2分ほど。

順調にスタートを切ったけれど、国際通りに入って早くも右足が吊る。

むいむいの母さんご夫婦とぬまっちさんに追いついた頃にまたもや吊る。

ここから、ゴールまで、走ることよりも、脚が気になって・・。

国際通りを抜けてしばらく走ってから、また吊る。かなり痛い。

ピッチを小さくして、ペースを落として、なんとか走る。

11月は順調に長い距離をこなせたので、脚が元気なら

仮装で4時間切りを密かに狙っていたけれど、それどころでなくなってきた。

10km過ぎまではなんとか`6分のペースで行ったけれど

脚がちょっとした動きにも微妙に反応するので更にペースを落として行く。

沿道の人垣が途切れることはないし、声援はすごい。

たくさん声を掛けてもらうし、今年も来てるぅ〜、なんて言われたら

嬉しくなって、もう、走るしかない、と思った。

自分自身でもあほなことをしてるなぁと思うけれど

この熱気を経験したら誰しもそう考えるのではと思った。

少し踏ん張る感じになる上りが堪える。

ゆっくり走っているから、左なんて元気そのもの。

あぁ、皮肉やなぁ。

中間点でやっぱり止めようかと思ったけれど

あの大声援の中、サラリーマンがコースアウトしたら

それこそ「リストラ」になっちゃう。

ゴールした時に脚がどうなっているかと考えたら怖かったけれど

この時点で、もう兎に角、「完走」してゴールを目指そうと決意!

声援に手を振ったり、スマイルを返したりしながらゴールへ。

後半はやはり右がだいぶ堪えてきたので

エイドの立ち寄り回数を増やし、コールドスプレーを何度もかけてもらう。

そんな1シーンがゴール会場の大画面に映し出されて、受けてたようです。

後半の糸満市付近になると日が照ってくるし、風も出てくるしで、もう大変。

痛みもあって顔が少し下向き加減になるので、なんども修正。

今回は私設エイドで今までにくらべて「塩」が多くあった。

冷たい缶のお茶やスポドリを1本まるまるいただいたり、ほんと

いつものことと言いながら、ありがたいことだと思った。

沖縄ドーナッツ、サターアンダギーもいただいた。これ大好き。

でも、これって、口のなかでモコモコするんですよね。

コース上でも、一緒に走っているランナーからも励ましの声をいただいたり

驚きの声をもらったり・・。

でも、徐々に「認知?」されてきたようで、沿道からもランナーからも

去年も走ってましたね、と何度も言われました。

ありがたいし、嬉しいし、そうなると、また、きっと来年もと。

疲れが出てくる後半はできるだけ歩道近くを走って声援をしっかりもらって

それを力にして走るようにした。

空港近くに来た時には、例年だとまだ○kmもあるんかぁ、なんて思ったけれど

今年は脚が痛いのに、もうここまで来た、あとちょっとやん、と思ったから不思議。

最後はラストスパートと行きたいけれど、それもできるはずもなく

淡々とゴールへ。

帰ってきた。

〜5km  29:22

〜1おkm 29:59

〜15km 33:14

〜20km 35:06

〜25km 35:45

〜30km 37:28

〜35km 36:22

〜40km 38:15

〜ゴール  14:49

4:50:24(4:52:48)

メダルを係りの人からもらおうとしたら、驚きの顔をしながら首にかけてくれた。

テレビのインタビューも受けました。

なんでこの格好で?と聞かれて

考えるのが面倒だし、これが簡単でいいかなと思って、というと目をしろくろ。

来年も?と聞かれて、はい、もちろん来ます。

さらにバージョンアップ?と聞かれて、つい、はい、やりましょか、と言ってしまった。

ゴール後は足早に(気持ちだけネ)会場を後にしてホテルに戻る。

ゼッケンつけたままの格好で・・。アフロはとりました。

汗まみれの衣装を洗面所で濯いで、浴槽に浸かって汗と疲れを洗い落とし、一息。

気がつくとベッドの上でうたたねしてました。

コンビニ弁当を少し食べてから、ケンケンさんたちとアフターへ。

宿に戻って、眠いのを我慢して今日の放送が深夜にあると思い待っていたらナシ。

おやすみなさい。

翌日

帰りの便適当に決めて取ったので、島に渡って遊ぶにも時間が中途半端で

結局近くを少し散歩したくらいでした。

でも、初めて波打ち際まで行ったし、沖縄に似つかわしくないお寺も見てきました。

昼はタコライスを初めて食べたけれど、これ、美味しい。

買わないつもりの土産もやっぱり買ってしまった。

来年はもう少し計画をしっかり立てて去年のようにしっかり観光する予定。




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