泉州国際市民マラソン
2002.02.17
慢性的に脚に疲れが残る感じがしていて、その打開策として秋後半に
なって、練習パターンを少し変更。
疲労感は和らいだものの、レースの後の疲労感は反ってひどくなった。
テンションも上がらないまま、十分に調整出来ないまま、当日を迎える
ことになってしまった。
前日仕事のあと飲み会があったものの、途中からアルコールをセーブして
いたので、二日酔いはなし。
7時過ぎの新快速で一路大阪に。環状線、南海電車と乗り継いで
最寄駅の浜寺公園駅に8時40分頃到着。
降りるのはランナーばっかし。すぐ目の前が公園。参加賞とゼッケンをもらい
その辺の芝生に場所をとって、一息いれる。
みやけんさんと合流。和歌ちゃん、浜ちゃんともばったり。走る用意
をしだすとそれなりに、気持ちは多少上がってきた。きのこの家にいる
わたchanを「訪問」し、ハイポーズ。
心配された天気もなんとか持ちこたえてくれている感じ。
スタートゾーンに整列。
11時00分スタート。
公園内ではいつもの如く、走りずらいけれど、大きな通りに出ると比較的
早くに、走りやすくなる。やはり体は正直なもんで、足に軽快感がない。
今日は30kmまで持たないと、予感する。最初の折り返し点を少し過ぎた
ところで、5km。
〜5km 23:46
話には聞いていたけれど、本当に沿道の声援は「スゴイ」の一言。
道の両側に人が途切れることなく応援してくれている。
これだけ多くの声援を受けて走ると気持ちがいい。調子が良ければ
もっといいのだろうけれど。
スタート地点付近に戻って着た時に、頭上に「関空まで20分」の表示。
その距離を2本の足で今から3時間ほどかけて行くのかと思うと、少し
気が遠くなる。
5km〜10km 23:31
12kmを過ぎた辺りで、スポックさんに追いつく。調子のいいスポック
さんに付くことも考えたけれど、どうせ後半に、落ちるのが判っているから
「お先に失礼」と言い残して、前を急ぐ。スポックさんの脚、たくましい。
10km〜15km 23:57
初めてのコースなので、距離感が全く掴めない。
だんじりの太鼓の声援に後押しされるように、足を進める。
普段なら10km過ぎあたりで、足が軽くなる感じがするけれど、今日は
それどころか、逆にじわじわと重くなって行くような感じ。
15km〜20km 23:57
コースは適度に右に左にカーブしたり、緩い坂もあって、単調感はない。
予想通り、25km付近から脚がますます重たくなる。
20km〜25km 24:07
30km手前辺りで雨がポツポツと降り出す。と、同時に体はますますしんどく
なっていく。テンションが上がらないままレースに臨んでいるから
どんどん、ペースが落ちていく。
25km〜30km 25:50
右に曲がれば、リタイアーでゴール地点に。左に曲がれば、レース継続。
真剣に30kmリタイアーを考えたけれど、駄目元でいいから行けるところまで
行ってみようと、思い直して左に曲がる。
途端に、目の前にテレビカメラカーが来る。思わず、映るかもかも知れないと思い
カメラ目線で走る。
疲れた体に一番の栄養は、「沿道の声援」だけれど、この辺りから人は全くと言って
いいほどいない。疲れが倍増する感じ。
どんどん追い抜かれていく。くるっと回り込んで、いよいよ4度の橋越えが始まる。
雨はしっかりと降るようになってきた。止みそうにない。
橋越え、確かにきついけれど、思っていたイメージよりは楽だった。
30km〜35km 29:57
2つ橋を越えてすぐに折り返しかと思ってたら、これがなかなか折り返し点が来ない。
ようやく遥か先に折り返しが見える。一番疲れるパターン。
いつもの如く、歩きが入る。しかし、タイムは悪いけれど、今までのフルに比べて
しっかり走れている感触があった。これが、今回のレースで唯一の収穫でした。
時計をしっかり見ていればよかったのに、疲れた頭で計算したものだから、どこかで
5分計算違いをしてしまう。40km地点と思ってラップを取ったら、間違いで実際は
もう少し先だった。取り直し。疲労困憊。
35km〜40km 31:12
ラスト1km付近で最終確認の意味で時計を見たときにはじめて、5分の誤りに
気がつく。40分を切るのも危なくなってきた。最後の意地をだして、ラスト1kmは
5分少々で走りきり、何とか40分は切れました。
40km〜42.195km 13:15
3:39:37
ゴール後にいただいたトン汁、美味しかった。暖まった。最高のご馳走に思えた。
着替えをしようにも、体は冷えているし、足はつりそうになるしで、なかなかスムースに
いかない。
城北ミニマラソンを走り終えて、ゴール近くで声援を送ってくれたMAKOTOさんらと
アフター会場の天王寺へ。疲れた体にビールがうまい。
もうこの時点で足が筋肉痛。しんどい。本当に疲れた。
家に辿り着いた時は、最近では記憶にないほど「へばって」いた。
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